使用用途
M8・M10・3分の吊りボルトのジョイントに使用します。
ボルトジョイント使用方法
ボルトジョイントに吊りボルトを通し、六角ボルト(M6)を標準トルク量(9.2~12.2mN)の範囲内にて締め付け、その後緩み止め用のナットを締めて、固定する。
試験状況
左図のように、SHIMADA UH-1000kN1にて、治具を上下に装着し、試験体をセット。
上下方向に負荷をかけ、引張試験を行った。
【試験品設定条件】
ボルトジョイントの六角ボルト(M6)部は、締め付けトルク量として、全て12mNにて設定を行い、強度試験を実施した
(参考:M6標準締め付けトルク量 =9.2~12.2mN)
試験後の実験体 状況確認写真
試験結果
今回のボルトジョイント本体には、変形・歪みは全くなく、またM6ボルト・ナットの緩み等もなかった。破断ストローク時には、寸切りボルトのネジ山が、ボルトジョイント内で2~3山ずれている状況であり、写真のように寸切りボルトが抜けるようなことも一切なかった。
福岡県工業技術センター機械電子研究所にて、引張強度試験実施済 ※試験データあり